メルボルンのRSAは簡単?過去の問題と格安校を紹介!
オーストラリアにてお酒の提供のある飲食店で働くには『RSA(Responsible Service of Alcohol)』という資格を持っていないといけません。
これはカクテルを作るバーテンダー だけでなく、ビールを注いだり、お客さんまで運ぶスタッフも同じです。しかし、日本にはこのようなルールがないからあまりピンとこないですよね。
資格といっても1日レクチャーを受けるだけで貰えるものなのでそんなに難しくないように思いますが実際どうなんでしょうか。
ということで今回は、RSA取得の流れと実際に行ってみた感想、料金の比較そしてテスト内容の紹介もしたいと思います!
RSAは飲食店で働くのに必要な資格!!
RSA(Responsible Service of Alcohol)はお酒を提供する店で働くのに必ず必要です。
お酒というとバーテンダーのイメージがありますが、日本食レストランでもビールを注いだり席に持っていくことになるので、RSAが必要になります。カフェなどでも夕方以降お酒を提供する場合があるので、飲食店で働く方は取っておいて損のない資格です。
今回の受講者の中には、映画館で働く大学生もいました。映画館でアルバイトする場合もお酒を扱うからRSAが必要らしいです。
実際に働いていて、クレーム的な感じでお客さんにRSA持ってんの?と聞かれることもあります。
資格といっても4時間ほどの講義を受け、筆記テストに合格すれば取得できます。
料金について
1日あれば取れる資格ですが気になるのがその受講料で、どの学校も50ドル以上する場合が多いです。
RSA取得の流れ
ネットなどでコースを予約
コースはほぼ毎日開かれていて、4時間で修了できます。コースは午前中のクラスと午後のクラスがあります。好きな時間帯を予約しましょう!
予約はすぐ埋まるので数日前には予約しておくといいと思います。
たくさん学校があり迷うと思いますが、この記事で料金が安い順に紹介してるので参考にしてください!
GoogleマップでRSAと検索して、そこから予約することもできます。
学校で講習を受ける
予約した学校に行き、レクチャーを受けます。講義は全て英語です。大体の流れとしてはテキストをもらい、それに沿って講師が説明していきます。途中でロールプレイやグループワークをします。ロールプレイは先生や学校によってやる場合とやらない場合があるようです。
ロールプレイは実際に店員とスタッフに分かれて実際に接客の練習をしたりします。英語があまり話せない人にとってはハードルが高いです。
RSAのための学校といっても、オフィスビルの1室だけのようなところもあります。
テストを受け、RSAを取得
講義を聞いただけではRSAの証明書はもらえません。最後に20問の選択問題を回答し、70%以上の正答率で合格です!14問以上当たればいい計算です。
証明書はその場でもらえるところもあれば、発行に数日かかるところもあるみたいです。早く欲しい人は事前に学校のサイトでチェックしておきましょう。
RSA MELBOURNE
実際に私がRSAを取得した学校について紹介したいと思います。
RSA MELBOURNEは市街地から少し離れた場所にあり、クイーンビクトリアマーケットに近い場所にあります。(もう1つ市街地にも同じ学校があります。)
RSAの価格は、事前カード決済で60ドル、当日現金支払いで70ドルなので、クレジットカードやペイパルのアカウントがある方は事前に決済しておきましょう。
講師はJUDYという女性の方で、まずは簡単にみんなで自己紹介しました。
それからRSAの説明に入りますが、バリバリの英語で説明されるので全然何言っているかわかりませんでした。。。でもテストに出るところはスクリーンに映してくれて、それをメモっておけば大丈夫です!
どのRSAのコースの概要を見ても、ロールプレイをすると書いてあります。この学校もお客さんとスタッフに分かれてロールプレイをやると初めのコース概要に書いていましたが、結局しませんでした(嬉しい)。ロールプレイとか苦手な人はこの学校がおすすめだと思います。
それからグループワークを2回ほどしました。RSAのメリットやスタッフの責任について意見を出し合いました。地元の大学生と同じグループになったので楽しかったです!
最後にテストを受けて終了!
テストはテキストを見ながらやっても何も言われなかったので、講師が重要だと言ったところはテキストにメモっておきましょう!
この学校のテストだけかもしれませんが、20問の選択問題のうち5問は「全て当てはまる」という答えになるそうです。
最後にテストを提出し、その場で採点されます。合格ならその場で証明書がもらえます!!
▼予約はこちらからできます
メルボルンCBD内のRSAコースの料金を比較してみた!
メルボルンCBDには多数のRSAの学校があり料金も異なります。今回はメルボルンCBD内でRSAが取れる学校を価格が安い順に比較しました!RSAはどこで取っても同じだと思うので、迷ったら価格が安いところがいいと思います!
(ちなみにオンラインだと40ドルくらいで取れるらしい)
Barista Course Melbourne
46ドル
調べた中で一番安いです。バリスタのコースがメイン?のようですがRSAも取れます。
立地もフリンダースストリート駅から近いのでおすすめです!
RSA Barista Course | RSA Course Melbourne | Barista Course Victoria
Short Course Australia
50ドル
二番目に安く、同じくフリンダースから近いです。
ITFE(Hospitality Training Australia)
55ドル
RSA以外にもいろんなコースがあり、フリンダースから近いです。
https://www.itfe.edu.au/short-courses/responsible-service-of-alcohol-rsa/
RSA MELBOURNE
60ドル(現地決済70ドル)
私が行ったところです。フリンダースに近いところと、クイーンビクトリアマーケットの近くにあります。他と比べると安くはないですが、簡単に取れたのでオススメしてきます。
他の資格もセットで取れるセット価格もあるので、RSA以外にも資格を取る必要がある人にもおすすめです。
グーグルマップでRSAと検索してみて、そこからウェブサイトに飛んで予約もできます!
結論!
Barista Melbourneが一番安くて口コミも悪くないのでおすすめ!
RSAのテスト問題を予習しよう!
私が受けたテストから、どんな問題が出たか紹介したいと思います。
英語は忘れてしまったので、日本語でどんな質問があったか紹介します!
どんな問題が出るか気になると思うので、問題の雰囲気だけでも参考になれば幸いです!
答えはテキストで説明されているので、講義中にチェックしておきましょう!
RSAのメリットは何か
RSAが何のためにあるか問う問題で、テキストにもメリットについて記述があります。
18歳以下の人にお酒を提供すると、〇〇ドル以上の罰金が科せられるか
罰金についての問題はいくつか出たので、チェックしておきましょう!
10mlのアルコールが含まれるお酒の量を選べ
10mlのアルコール、というのが基準らしいです。例えば、スピリットだと30mlで10mlのアルコールが含まれます。テキストではワインだったら何グラム、ビールだったら何グラムと色々説明されています。
酔った状態の指標として不適切なものは何か
話し方やお酒をこぼしたり、攻撃的になったりするといった回答があります。
酔いがまわる速さは人の何が基準になるか
体の大きさや性別、体調など
スタッフが泥酔した客にお酒提供を拒む時の適切な行動は何か
店員がお酒の提供を断る時の適切な行動について答えます。
未成年でもどのような場合ならばお酒が提供される場に行っていいか(うる覚え)
このトピックについても説明されているので、テキストで確認してください!
アルコール販売店に入店するのに認められない証明書は何か
パスポートやID、運転免許証が必要です。私の場合は認められないものとして、学生証が答えでした!
先生の話についていくのに夢中でテキストに目を通すのを忘れていたので、テストで痛い目にあいました。なので、テキストを読んでいた方がテストを簡単に解けると思います!
まとめ
RSAはできれば安く簡単に取ってしまいたいですよね。学校によって価格も違うし、駅近で安いところはすぐに予約が埋まってしまうので、早めに予約しておきましょう!
全て英語で、周りも現地の人が多いですが頑張ってください!
ちなみに講習は行かなかったらもう一度お金払って受けないといけないので、欠席しないようにしましょう! (私は一回寝過ごしてお金無駄にしました。。。)